あふれる笑顔 「なかよし一座」

座長 千坊 可奈男 (78)(写真 左上2番目)
貸谷 稔彦さん (75) 信藤 延夫さん (72)  法堂 陽子さん (75)
門田 京子さん (71) 田澤 英子さん (71)  只佐 貴美枝さん (70)
伊藤 裕江さん (72) 菜原 須磨子さん (72) 赤野 悦子さん (71)
笑顔いっぱいの芸を披露

11月中旬、三原市本町の川東集会所に地域のお年寄り30人ほどが三々五々集まる。きょうは、『なかよし一座』の公演の日である。始めの演目は、『南京玉すだれ』。3人のメンバーが登場。リズム感のある口上に合わせて、しだれ柳、富士山、瀬戸大橋などを次々に披露。会場は拍手喝采。時折の失敗も愛嬌のうち。演じる方も見る方も笑顔いっぱい。皆さん、芸に引き込まれておられる。次は、哀愁たっぷりに『岸壁の母』の踊り。情感のこもった踊りに涙を流して見入る人も。続いて、民族衣装に身をまとった女性陣の軽やかなフォークダンス。観客の方も飛び入りで参加。みんなで手をつなぎ、会場は最高潮に。さらに、『頭の体操クイズ』に『ハーモニカ演奏』。ハーモニカの演奏に合わせて、『赤い靴』『月の砂漠』などの童謡を会場の皆さんと一緒に童心に帰って歌う。続いて、男性陣の『スコップ三味線』、女性陣の『フラダンス』『手遊び』のあと、一座全員による『ひょっと踊り』で、あふれる笑顔でフィナーレとなった。

なかよし一座南京玉簾

なかよし一座の発足は?

『なかよし一座』は三原市内の1区~11区までの民生委員児童委員協議会の中で、3区(久井町・八幡町)の元民生委員児童委員を中心に構成する10人(男性3人、女性7人)のグループ。平均年齢は72歳。メンバーの最年長で座長の千坊可奈男さん(77)に話をお聞きした。『なかよし一座』の発足は今から10年前。平成22年、甲山町(現 世羅町)赤屋の高齢者サロンで公演をしたのがはじまり。千坊さんは、病院の看護士の仕事を退職後、民生委員を務める傍ら、三原市八幡地区の社会福祉協議会の事務局を務めた。地区に高齢者が増えて来たことから、高齢者の方に楽しんでもらおうと、仲間とともに、『なかよし一座』を発足させた。千坊さんは6年前に民生委員をやめたが、『なかよし一座』は10年間続けている。『南京玉すだれ』と『ひょっとこ踊り』は市外に習いに行った。『スコップ三味線』は久井町のメンバーが習っていたのを取り入れている。

なかよし一座フラダンス

みんな 気が合うんですよ

10年続いている秘訣は?とお聞きすると、「気楽に楽しくやっています。メンバーみんな気が合うんですよ。みんな仲がいいんですよ」と笑顔。「公演に行くとね、お年寄りの方が喜んでくださる。それがうれしいんです。こちらが元気をもらえる」と楽しそう。久井町内はもとより、三原、本郷などあちこちから出演依頼があり、年間10回以上の公演をする。公演の前にはその度ごとに地域のコミュニティーセンターで夜1時間から2時間メンバー10人が集まって練習をする。12月11日、練習が行われる地域の コミュニティーセンターへお邪魔した。練習中、次々に「ああしよう、こうしよう」と前向きな声が飛び交う。練習の最後には、メンバー全員で手に手を取って島倉千代子の『心うきうき』の歌に合わせて輪になって踊る。「あなたも一緒に踊りましょ」と誘われ、私もご一緒させてもらう。皆さんのステップの軽やかなこと。私は足がもつれそうです。そして、皆さんテンションが高い。圧倒されます。皆さん芸達者で皆さんお若い!なかよし一座のモットーは、「みんな仲良し。めっちゃ楽しい。これからももっと楽しい」

なかよし一座ひょっとこ

文:中曽年世

ぬくもりの中で 

本多美智子さんガーデンにて地域の人と共に 『みちこガーデン』

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